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もういい加減に待ちくたびれたなという頃にようやくケータイが鳴って、レストランに呼び出された。
レストランに入るとまず天井のレリーフが目に入る。この部屋はフェニックスルームというらしい。 天井のフェニックスは、おそらく漆喰の鏝絵というものだろう。 冨士屋ホテルはカレーに力を入れている。おすすめはビーフカレーとか野菜カレーのようだが、カレーなら小田原の駅ビルの直営レストランでも食べられるので、『冨士屋ホテル伝統のビーフシチュー&ライス』を頼むことにしだ。ウエイトレスさんに、『ちょっと時間がかかります』と言われたが、雨降りでこの後特別用事もなかったので、『構いません』と答えた。 確かにちょっと時間がかかった。 ようやくビーフシチューが運ばれてきた。注文したときとは違うウエイトレスさんだった。私たちはおなかがすいていたのですぐに食べ始めたのだが、ライスがなかなか運ばれてこない。妻が 『忘れてるんじゃない・・・催促しようか・・・・』 と言ったのだが、私は 『そのうち来るだろ』 と言ってシチューを食べていた。私は富士屋ホテルたろうものが忘れるはずはないと思っていたのだが、妻は 『やっぱりこれにはライスがなきゃ・・・・ライスと一緒のほうがおいしいよ』 と言って、近くにいた今度はまた別のウエイターを呼んだ。そのウエイターは 『大変申し訳ございません』 といって急いでライスを運んできた。 『ほら、やっぱり忘れてたんだ・・・』 と妻は言った。それからまたもう一度そのウエイターが来て、パンの入ったバスケットを私たちのテーブルに置き 『こちらは当ホテルの自家製のパンでございます。よろしかったらどうぞお召し上がりくださいませ。大変申し訳ございませんでした。』 ということに相成ったのだった。 そういえばビーフシチューを運んできたウエイトレスさんの名札には確か “Trainee” と書かれていたのを思い出したのだった。
by pocopoco34
| 2010-03-12 23:20
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