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(・・・・・暗い記事を書くことにちょっと嫌気がさして放っておきました。
もうあの日のことは忘れてしまいました。) 私たちが道了さんに着いたのはもう6時を回っておりました。境内には人影もなく、山の心地よい風が吹き渡っておりました。 本堂でお参りをして、鐘撞き堂まで行って一番上の天狗の下駄のあるところまでは行かずに戻ることにしました。 境内の自動販売機の横にあるベンチに座ってペットボトルのドリンクを飲みながらおそらく30分以上ぼんやり会話を交わしながらそこで過ごしました。途中男の子をひとり連れた若い夫婦が通っただけで後は時折回廊をお坊さんが歩いていくだけでした。 子連れの若い夫婦を見ながら、自分たちにもあんなときがあったのだと思い、でもそういうときがあったということは幸せなのだと思ったのでした。 ふと足下を見ると砂利の上にハンミョウがいました。 長男が小学生だった頃、やはりここへきてハンミョウを見つけ、捕まえようとしてもすぐ飛び立ってしまって捕まえられずに長男が悔しがっていたことを思い出しました。 ハンミョウは別名『ミチオシエ』といいます。 ハンミョウは人が近づくとスーッと飛び立って、またそちらへ近づくとスーッと飛び立ちます。 人はハンミョウを追いかけながらいつの間にか知らぬうちにハンミョウに導かれていずこへともなく歩んでいくのです。 私たちはこれからどこへ行こうとしているのかわかりませんが、もしかしたらこのハンミョウがそれを教えてくれるのかもしれないと思いました。 私たちにとってのハンミョウは何なのか、今のところそれすらわからないのですが・・・・・ (完)
by pocopoco34
| 2010-08-06 23:28
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